1954-04-23 第19回国会 衆議院 労働委員会 第21号
○奧田参考人 お答え申し上げます。第二組合がどういう形でどういうふうに組織せられておつたかは、はつきりしていないわけであります。ただ、その点ですが、私どもが全日海、全港湾以外の、しかも汽船部門以外の労働者、船員が加入したということを知りましたのは、十一月の二十一日が最初でございます。そのことは労働協約交渉の席上において、会社から伝えられたのでございますが、それまで、全日海にも入つていないし、全港湾にも
○奧田参考人 お答え申し上げます。第二組合がどういう形でどういうふうに組織せられておつたかは、はつきりしていないわけであります。ただ、その点ですが、私どもが全日海、全港湾以外の、しかも汽船部門以外の労働者、船員が加入したということを知りましたのは、十一月の二十一日が最初でございます。そのことは労働協約交渉の席上において、会社から伝えられたのでございますが、それまで、全日海にも入つていないし、全港湾にも
○奧田参考人 相違があります点は、賃金収入面において大きな開きがございます。この点は、昨年の八月ごろまでは、予備船員は非常に賃金が安かつた。これは乗船者より安いのは当然でございますけれども、それでも非常に賃金が安く、それだけではとても生活がやつて行けないような状態であつたということは事実でございます。この点につきましては、昨年の十月十日及び十一日の日に行いました賃金交渉の結果、最近では、それ以来は改正
○奧田参考人 予備船員の雇用関係につきましては、私どもが全港湾の元山分会ができましてから、組織せられてからの大体の予備船員の移りかわりについて簡単に……。
○奧田参考人 そういう事情で、その目はとにかく解雇問題を詮議いたしまして、一応その解雇を撤回させ、そして越年資金の団体交渉を続けて参りました。そして十二月十六日に至りまして、越年資金の団体交渉はまとまつたのでございます。それから十一月三十日に撤回いたしました首切りは、その翌日再度話がひつくり返されております。そういつた状況でございまして、最後にその不当を責め、会社の反省を求めましたけれども、どうしてもお
○奧田参考人 全港湾労働組合関門支部書記長の奥田でございます。ただいままで、会社側から大体の経過が述べられたのでございますが、いささか真相と異なつておる点もございますし、一応要点だけを申し上げてみたいと考えます。 まず最初に、会社側が今述べられた点について申し上げる前に、この組織の結成状態につきまして、一点御説明申し上げたいと思うのであります。 昨年の八月の十六日でございました。裏門司の小野田セメント